新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルス及びワクチンに関するお問い合わせ
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  • コロナウイルスには以下の様なものがあります。

  •  以前からある一般の風邪の原因となるウイルス
  •  重症急性呼吸器症候群 (SARS)
  •  中東呼吸器症候群 (MERS)
  •  現在、世界中で流行している新型コロナウイルス (SARS-CoV2)

  • コロナウイルスはどの様に作用するのか?

  •  ウイルスは自分自身で増えることができず、生体の粘膜細胞などに付着して内部へ入り込み増殖します。 健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。
  •  物質の表面についたウイルスは時間が経過すれば死滅していきますが、ウイルスが付着した物によっては24時間~72時間程の感染力が残る可能性も指摘されています。
     感染を抑えるためには手指消毒用アルコールや石鹸・流水での手洗いが重要となります。
  • 感染経路として飛沫感染と接触感染があります。 
  •  飛沫感染
  •   感染者から放出されたウィルスを含む咳・くしゃみ・唾液等の飛沫を別の人が口や鼻から吸い込んで感染します。
  •  接触感染
  •   感染者が手で覆って咳・くしゃみをした後に、その手で周りの物に触れると感染者のウイルスがその物に付着します。 その後、未感染者がその部分に手などで接触した後に、自分の目・鼻・口等を触る事により感染者のウイルスが粘膜へと侵入し、感染者に直接接触していなくても感染する可能性があります。
  •  
  • コロナワクチン接種について

  •  対象者:市町村の区域内に居住する16歳以上の人
  •  期間 (現在のところ):令和3年2月17日 ~ 令和4年2月28日
  •  妊娠中の方に関しては、ファイザー社ワクチンの臨床試験の対象から除外されており被検者も少なく妊婦におけるワクチンの安全性データが限られているため、妊娠中の人への適応はされていません。
  •  ただし、臨床試験中に妊娠が判明した人については、安全性に問題はなかったとされています。
  •  接種券がないと接種できません。
  •  接種順位は以下の通りとなります。
  •   ① 医療従事者
  •   ② 高齢者
  •   ③ 高齢者以外で基礎疾患を有する人、高齢者施設等の従事者
  •     基礎疾患とは以下の病気や状態の人で、通院・入院している人
  •      1. 慢性の呼吸器の病気
  •      2. 慢性の心臓病 (高血圧を含む)
  •      3. 慢性の腎臓病
  •      4. 慢性の肝臓病 (肝硬変等)
  •      5. インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
  •      6. 血液の病気 (ただし、鉄欠乏性貧血を除く)
  •      7. 免疫の機能が低下する病気 (治療中の悪性腫瘍を含む)
  •      8. ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
  •      9. 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
  •      10. 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態 (呼吸器障害等)
  •      11. 染色体異常
  •      12. 重症心身障害 (重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
  •      13. 睡眠時無呼吸症候群
  •     基準 (BMI 30以上) を満たす肥満の人   
  •   ④ それ以外
  •  ファイザー社ワクチンを20日の間隔 (即ち3週間後の同じ曜日) をおいて接種
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  • コロナワクチンに関する副反応

     ファイザー社のワクチンを接種した後の比較的頻度の高い有害事象の発生状況
  •  以下の症状が観察されたと報告されていますが、通常は軽度~中等度で接種後通日で消失したとされています。
  •    接種部の痛み (> 80%)
  •    倦怠感 (> 60%)
  •    頭痛 (> 50%)
  •    筋肉痛 (> 30%)
  •    悪寒 (> 30%)
  •    関節痛 (> 20%)
  •    発熱(> 10%)
  •    接種部位の腫脹(> 10%)
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  •  アナフィラキシー
  •   アナフィラキシーで多いものは、
  •    全身の皮膚の赤み・腫れ・痒み、蕁麻疹などの皮膚症状
  •    咳、くしゃみ、喘鳴、呼吸苦などの呼吸器症状
  •    目の充血・かゆみ、鼻閉感、口唇の違和感・腫れなどの粘膜症状
  •    腹痛・嘔吐・下痢などの消化器症状
  •    動悸、冷汗、血圧低下などの循環器症状
  •  アナフィラキシーショック
  •    重症の場合は意識障害、呼吸停止、けいれん等を起こして命に関わる事もあるため緊急対応が必要となります
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  • 接種要注意者

  •    心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する人
  •    予防接種後2日以内に発熱のみられた人、及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈した事がある人
  •    過去にけいれんの既往のある人
  •    過去に免疫不全の診断がされている人、及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
  •    接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーを呈する恐れのある人
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  • 接種不適当者

  •    海外で当該予防接種を既に必要回数の接種を受けている人
  •    明らかな発熱を呈している人
  •    重篤な急性疾患に掛かっている事が明らかな人
  •    当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈した事が明らかにある人
  •    その他、予防接種を行う事が不適当な状態にある人
  •  ファイザー社ワクチンにはバイアルのゴム栓に天然ゴム (ラテックス) を使用していません