診療方針

当院の診療方針と基本方針

方針イメージ

● 診療方針

 高齢化社会に伴い心臓血管領域の疾患が増える事が予想され、この原因である動脈硬化の予防の重要性も増すと思われます。 診察および血液検査、レントゲン写真、心電図などの検査のほかに、CTや頸動脈エコー、心エコー、腎エコー、さらに動脈硬化を調べる生理検査を通して異常や疾患を早期に発見して重篤に至る前の状態を維持して患者様が少しでも長く健康に生活できる事を目指し、これらにより地域社会に貢献したいと思います。

● 基本方針

1.分かりやすい説明と患者様のための治療

2.温かい雰囲気と丁寧な対応

3.患者様の健康維持と安心できる治療

4.心臓や血管の病気予防、そして平均寿命ではなく健康寿命を延ばしたいと考えています。 たとえ薬を飲んでいても良いから元気に楽しく生活ができる事を目指します。 患者さんにとって何が幸せなのかを考えて寄り添っていきたいと思います。

● かかりつけ医

 当院は、かかりつけ医として以下の取り組みを行っています

  健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じています

  健康・福祉サービスに関する相談に応じています

  必要に応じて専門医又は専門医療機関への紹介を行っています

  夜間・休日の問い合わせに関しては市民病院・救急外来、または休日・平日夜間急病診療所に御相談下さい

● オンライン診療

 当院はオンライン診療確認を行う体制を有しています

 当院を受診された患者様の同意があった場合は、受診歴、薬剤情報、特定検診情報、その他の必要な診療情報を取得・活用して診療を行います

● マイナンバーカード

 国の施策により、当院では医療DXの推進のためオンライン資格確認を導入していています。 今後はマイナンバーカード利用拡大に伴い、医療機関同士の連携による適切な診療や、薬剤の重複防止・相互作用の確認等を推進する事で、より安全で質の高い医療を提供できるように努めて行きます。

 〇 問診表の記入について

 マイナンバーカードによる保険証利用により医療機関同士で診療情報を連携できる様に、情報取得に同意をお願いさせて頂いています。

 〇 診療情報を取得・活用する効果について

 薬剤情報を取得する事により、同じ効果の薬剤を重複して処方する事を防ぐ事ができます。 また、投薬内容から患者様の病態を適切に把握する事ができ、必要に応じて健康診断情報等も確認する事により適切な医療に活用します。

● 一般名処方

 当院では、基本的に薬剤の一般名を記載する処方箋を交付しています。 一般名処方とは、医師が患者様に必要なやく薬剤を「商品名」ではなく「成分名」で表記した処方箋です。

 一般名処方は同じ成分であれば薬価の低い薬剤を調剤する事が可能となるため、医療費の軽減につながります。 また、一般名処方により同じ成分であれば同じ効果が期待できるため、供給が不安定な医薬品を調剤される患者様の安全性が確保されます。

 ただし、一般名処方は医療用医薬品として承認された商品名と異なる名称が処方箋に表示されるため、患者様が混乱する事があります。 そのため、当院では薬剤の供給状況等を踏まえつつ一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明する事を心掛けていますが、ご不明な点はお気軽に医師にお問い合わせ下さい。

● 後発 (ジェネリック) 医薬品

 当院では、より安価で効果が同等な後発 (ジェネリック) 医薬品の使用を推進しており、後発医薬品使用体制加算に係る届出を行っています。

 後発医薬品は先発医薬品と同じ成分を含むものであり、先発医薬品と同様の効果が期待できます。 医療費の削減にもつながるため、患者様の負担を軽減した治療を提供する事が期待されています。

 医薬品の供給不足が発生した場合、患者様に必要な医薬品を提供するために以下の様な対応を行います。

  ・ 代替品の提供

     供給不足のある医薬品に代わる同等または類似の効果が期待できる別の医薬品を提供します。

  ・ 容量・投与日数の変更

     医薬品の容量を調整する事で、現在の処方量での治療を継続する事が可能な場合があります。        医師が患者様に適切な容量を決定し医薬品を調剤します。

 患者様の安全と健康を最優先に考え、医薬品の供給不足に際しても適切な対応を行います。 ご不明な点はお気軽に医師にお問い合わせ下さい。